三河湾の恵み

宮川産業は、全国でも数少ないあおさ専門メーカーです。
愛知県田原市から臨む三河湾を漁場として
「アオサ粉」と「あおさのり」の2種類のあおさ商品を製造しています。

地元の海に感謝

この理念は木造船業を営んでいた当時の先々代から継承され続けている想いです。
1980年5月（昭和55年）宮川産業は全国でも数少ないあおさ専門メーカーとして愛知県田原市に設立されました。
私たちは２種類の「あおさ」を製造しております。
天然海藻のアナアオサを原材料とするアオサ粉。種付けから養殖される海藻のヒトエグサを原料とするあおさのり。どちらも同じ「あおさ」の名前がついておりますが、全く別物です。
アオサ粉、あおさのりは決して目立たない食品ではございますが、お客様の大切な商品の中での彩りや風味を加えさせていただいております。
お客様の想いのこもる商品へ加えていただける喜びは、メーカーとして何事にも代えられぬものでございます。
この喜びをいただけるのも、あおさを取り扱える「地元の海」あり、漁師達がいるからこそです。
造船業時代より、海に携わる作り手として、これからも大切な海を守り育み、未来へ継承を使命に「あおさ」と言えば宮川産業と第一に選んでいただける会社でありたいと願っております。

お客様への「安心・安全・安定」の3つのご供給

天産物である「あおさ」を取り扱う上での課題はお客様への「安心・安全・安定」のご供給でございます。
万が一の不手際で１つの「安」が抜け落ち、お客様へご迷惑をおかけするわけにはいきません。
海に携わる私たちの使命感として製造部と品証部、そして漁師達のオール宮川産業が、日々の天候や漁場環境を注視し、採取漁場を把握し注意深く選定しております。

宮川産業株式会社　代表取締役

人と自然の調和の中で

弊社は、お客様に支えられ、地元の海と漁師共に歩み、2019年5月をもって設立40周年を迎えさせて頂くこととなりました。昨今では、「あおさ」ニーズの多様化が進み、時代に沿った新製品の開発や販売に励んでおります。お客様のご要望に応じ、小ロットでの販売対応や市販商品販売への取組をさせていただいております。
2019年から新規に参入した農業事業も徐々に拡充し、露地野菜や施設果実の6品目栽培の取扱いをするまでになりました。

明るい職場環境が何よりの宝

宮川産業の強みは、先々代が営んだ造船業時代から受け継ぐ「ものづくり理念」と研鑽を重ね、独自に設計された乾燥・選別・異物除去の技術です。しかしそれも、漁師と従業員という「人」の力あってこその宮川産業です。スタッフひとりひとりが仲間との信頼関係の中でやりがいを持って仕事に向き合える明るい職場環境こそが何よりの宝であり、最大の強みであると実感しています。

今後も、益々お客様にお喜びいただける製品を創造に邁進してゆく所存でございますので、一層のご支援とご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。