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国産アオサ粉 製造販売

Aosa powder

国産アオサ粉 製造販売

全国1位のアナアオサ生産地

国産アオサ粉製造販売
国産アオサ粉(2.3mm)国産アオサ粉(2.3mm)
国産アオサ粉(1mm)国産アオサ粉(1mm)
国産アオサ粉(0.45mm)国産アオサ粉(0.45mm)

アオサ粉物語

愛知県田原市。その最南端にある渥美半島は、三河湾と太平洋に囲まれた常春の半島です。その半島の中ほどにあるまちに、宮川産業株式会社と所属する漁師たちは住んでいます。このあたりの海は山から流れる真水と湾内独特の遠浅を形成し栄養が豊富。島国の日本ですら、食品としてのアナアオサ漁場があるのは、ここだけ!(2022年度 弊社調べ)その歴史は古く、むかし昔は漁師達が浜辺で天日干しをする光景がございました。現在では、全て工場生産となっています。
全国1位のアナアオサ漁場

アナアオサの鮮度を守るためには、水揚げから加工までのスピードが肝心です。幸いなことに、宮川産業の製造工場は漁場の目の前。採れたてのアナアオサは5分ほどで製造工場に運ばれ、水揚げからわずか30分あまりで乾燥加工までができるという。好立地の海環境です。

アナアオサ採取~水揚げ

頼もしき漁師達

専属の漁師達は宮川産業が保有する漁船で出航します。アナアオサの漁の期間は5月~12月。最高齢は80歳を筆頭に30代から50代を中心とした頼もしき漁師達が体一つで漁を引き受けています。繁忙期には漁場と港を3往復、日の出から日の入りまで漁をします。

アナアオサ採取法

採取に欠かせない漁具、その名も「トンボ」。ステンレスをTの形に加工し、先端にロープを装着しています。漁船からトンボを落とし、右旋回をしながら、海面や海底に生息するアナアオサを引っ掛け、一回20kg程にもなる量を力の限り引き揚げます。毎日が潮位や風の変化、時間との勝負。様々な自然条件にシビアに気を配りながら今日も大漁を誓い、三河湾へと船を出しています。

アナアオサ採取法

水揚げ

船いっぱいに積まれたアナアオサは港へ運ばれ、慎重に水揚げをおこない、みなとのすぐそばの本社工場にアナアオサが運びこまれると間髪入れずに洗浄へ。漁場と港、本社までの近さと充実の設備がこのスピードを実現しています。

アナアオサ水揚げ

海藻「アナアオサ」から食品「アオサ粉」へ

洗浄・乾燥・粉砕
磨き続ける「異物除去技術」

宮川産業の本社内にはアオサ粉第一工場と第二工場が隣接されています。第一工場では砂や泥、石を取り除洗浄や乾燥、粉砕までの作業が行われております。

第二工場ではアオサ粉の変色防止や一般生菌数の増殖防止の為の焙煎処理が行われます。また、各所に12,000Gのマグネット棒を装着させ、粒子状の鉄粉や砂鉄の除去を行います。異物除去状況や官能検査により、製品履歴書に記載され、最終選別工場のアオサ粉製品工場へと自社トラックにて運ばれて行きます。

洗浄・乾燥・粉砕

製品工場

半製品が運ばれ、最終選別するのが製品工場。本社から1キロほど離れた高台に出荷倉庫と併設しています。フルカラー電子色彩選別機、モノクロ色彩選別機、X線検出機を製造ラインへ配備し、原材料異物除去を行います。第二工場で除去しきれなかった微細で軽量な異物除去も静電気集塵機も使用し除去しています。

製品工場で原材料異物除去

最後は人の「目」で確認

コンベア内では、2名の従業員が最終の目視検査をしています。半透明の微細な漁網が混入していないか、しっかり人の「目」でチェックします。原料採取からなんと55項目の選別機等を通過し、製品化となります。

最後は人の目で確認

一年を通じて安定供給

完成したアオサ粉は、光を通さない出荷倉庫で保管され、1ロットの追跡で水揚げ日、天候、海抜等までが製品履歴により即座に確認出来る、トレーサビリティを確立しています。年間を通して、お客様へ「安心・安全」と安定供給をしていくために、宮川産業では200トン(1年)の製造能力を構えております。

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